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11:22:45
11

お腹がすきました。 .. 20 *R18



「……濡れてる」

「……そういうことは言わなくてもいいです」



 口調はいつも通りなのに、見下ろす先にある水森は、普段の無表情とはかけ離れていた。もどかしい程に施した愛撫は彼女から余裕を奪い、頬は赤く上気し、瞳は熱に浮かされたように潤んでいる。濡れた唇の隙間から漏れる吐息は色香を伴っていて、誘われるように薄く開いているそれに噛み付いた。
 口付けながら下着の中に忍び込んだ指先が蜜を拾い、敏感な箇所を探る。くぐもったような声が咥内で響いた。



「んっ、ん……!」

「……水森さ」

「……は、ぁ……」

「前に付き合ってた奴らに、何て言われて振られたんだっけ?」

「ん、……?」



 唇をくっつけたまま、彼女に問いかける。何もこんな時に前の男の話なんて振らなくても、水森の瞳がそう言ってるのをありありと感じた。非難めいた視線を受けながらも、遠慮を知らない指先は執拗に彼女を攻め続ける。とろりと溢れ出る愛液を指で掬い、解されていない彼女の中にゆっくり指を埋め込んだ。



「あっ……!」



 途端、甲高い声が上がる。すっかり濡れそぼっている膣の中は狭く、突然の指の侵入に抵抗するかのようにぎゅうぎゅうに締め付けてきた。ゆっくりと出し入れすれば、粘着質な水音が周辺に響き渡る。聴覚すらも敏感になっている彼女は、その卑猥な音さえも快感の刺激となって体を震わせていた。中が弱いらしい。
 溢れる蜜は留まることを知らず、透明な液が白い内股を伝う。ぽたり、一滴が布の上に零れ落ちた。



「『ガキっぽい』って言われたんだっけ?」

「あっ、あ……!」

「そいつら、みんな水森のどこを見てたんだろうな」

「や、あ……っ」

「……こんなに、女の顔してんのに」



 きっと知らない。ベッドに組み敷いた彼女の、こんな快感に蕩けた表情なんて、誰も知らない。俺しか知らない。
 優越感にも似た感覚が心を満たす。支配欲。独占欲。そんな類のもの。
 女の子の部分と、女の部分を併せ持つその不安定さが危うくて、なのにこんなにも俺を惹きつけてやまない。



「……キリタニさん」

「ん?」

「……奥、」

「奥?」

「……奥……が、いい」



 控えめにそう呟いた彼女の言おうとしている事。それが何なのかは口に出さずともわかった。
 一度指を抜いてから下着をゆっくり抜き取った。細い脚からするりと抜けた薄い布をベッドの下に置いた後、細い両足を開く。彼女が息を呑む気配を感じた。



「痛かったら、言って」


 愛液でてらてらと光る入り口に、もう一度指を添える。一度味を占めたソコは何の抵抗もなく、指の侵入を許し、奥へと誘う。今度は2本同時に入れられて、その圧迫感に水森は声を押し殺して耐えていた。
 痛くはないのかと心配になったが、彼女の口から漏れる吐息はうっとりするような甘い熱が篭っている。細い足の指先はきゅっと力が篭っていて、快感に耐えているのだと気付く。それに気分を良くしながら、奥へと辿り付いた指を折り曲げた時、華奢な体が大きく震えた。



「あっ!そこ、だめ……っ」

「ん、ここ?」

「は……ぁ、気持ち、いい」

「うん。ここ、な。覚えた」



 ざらりとした肉襞を抉るように摩る。そうすれば、過剰なまでに奥から蜜が溢れ出した。指を動かす度に濡れた音がひっきりなしに響く中、彼女からも絶えず甘い嬌声が響く。
 彼女自身がいいと言った、その奥の更に奥を責めれば、華奢な腰を浮かせて体をビクつかせる。嬌声の質が変わり、余裕のなさそうな喘ぎに変わる。絶頂が近いのかもしれない。
 指の動きを止めないまま、身を低くして彼女に顔を近づける。啄ばむようなキスを繰り返していると、首周りに彼女の腕が巻きついた。そのままぎゅっと抱きしめられて、耳元に熱い吐息がかかる。余計に欲が掻き立てられて、追い詰めるかのように指の動きも早くなっていく。



「……っ、だめ」

「ん?やめる?」

「やっ……だめ、やめないで」

「……」

「あっ……もう、ゾクゾクして止まんないの、だからダメなの、……ん、やっ!」

「っ、やばい、タメ語かわいすぎ」

「……ん、あ、あ――……っ!」



 甲高い声が上がると共に、蠢く膣の中が一層、ぎゅっと強く締まる。痙攣を起こしたかのように数回身体をしならせて、彼女は果てた。
 生理的に浮かんだ涙の雫が、閉じられた瞳から滴り落ちる。その跡を唇で拭って、目元にキスを落とした。



「……大丈夫?」

「……ん」



 指を抜いて、そのまま彼女の横に寝転ぶ。ぐったりとしている水森の肩を自分の方に引き寄せて抱きしめた。柔らかな髪に顔を埋めてシャンプーの香りを吸い込む。そのままの状態でまどろんでいたら、腕の中で荒い息を整えていた水森が僅かに身じろぎした。

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